映画「マトリックス」

マトリックスとは1999年に公開されたSF映画である。当時、映像革命と話題になり同年のアカデミー賞では視覚効果賞、編集賞、音響賞、音響編集賞を受賞している。現在のところマトリックス、リローデッド、レボリューションズの3作品で完結しているが2014年の現在、続編の噂が持ち上がっている。ストーリーはコンピュタソフトウェア会社に勤務する主人公のトーマス・アンダーソンがネオとしてモーフィアス、トリニティ達と共に反乱したコンピュータに支配された世界から人々を開放するというもの。今までの生活が実はコンピュータによって作り上げられていた仮想現実だという設定が当時話題となった。日本のクリエイター達が多く参加したアニメ映画、アニマトリックスも公開され日本のアニメのクオリティを世界に改めて知らしめる作品となった。多くの作品から影響を受け、また多くの作品に影響を与えている。その中には日本のアニメ映画作品が多く、中でも押井守の『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』や大友克洋による『AKIRA』、川尻善昭による獣兵衛忍風帖からの影響が強い。他にもカンフー映画、ブルース・リー、ジェット・リーの映画からも影響を受けているであろうシーンが随所に見られる。今でもファンは絶えずキャラクターグッズなどが人気である。