ジブリ映画「かぐや姫の物語」
2013年11月に封切られたジブリ映画、かぐや姫の物語は、姫の犯した罪と罰を主軸として話が進むアニメーションで、高畑勲が監督を務めています。 日本の古典である竹取物語をベースとしており、ある日竹の中で見つかった女の子を翁と媼が自分の子供のように育て、美しく成長をした姫に夢中になった公達に姫が無理難題を出すというあらすじは変わりません。その後帝にまで求愛をされますがそれを押しのけ、使者とともに月の世界に帰って行くまでを独特の単純ながら和を感じさせる繊細なタッチと、独自の視点から描いています。 主人公のかぐや姫は朝倉あきが、また思いを寄せる捨丸は高良健吾がそれぞれ声の出演をしています。 テーマ曲「いのちの記憶」は僧侶でもあるという異色の経歴を持ち、力強い歌声が人気の二階堂和美が歌だけでなく作詞作曲もこなした事が話題になりました。全体的なサウンドトラックはこれまでもジブリの曲を数多く手がけた久石譲が担当しています。