「紅の豚」は、1992年に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメーション映画です。
監督をつとめたのは宮崎駿。
キャッチコピーは「カッコイイとは、こういうことさ。」
原案は、宮崎駿が月刊誌で連載していた「宮崎駿の構想ノート」の「飛空艇時代」です。
元々本作は、日本航空の機内上映用として制作されたものでしたが、
内容が膨らんでいき長編になったため劇場用作品に変更されました。
「紅の豚」はそのタイトルの通り、豚人間が主人公。
世界恐慌時のイタリアのアドリア海を舞台に、
空賊相手に賞金稼ぎをする主人公の飛行機乗りマルコ・バゴット（通称ポルコ・ロッソ）の活躍が描かれています。
ポルコ・ロッソの渋さとカッコ良さ、彼が乗る真紅の飛行機とアドリア海の鮮やかさな色彩が美しい本作は、
子供向けではなく大人向けの要素が強い作品でもありますが、
幅広い年代に支持され、公開から数十年経った今でも多くの人に愛されています。
テレビでも数年に何回かは放送されており、そのたびに高視聴率を獲得しています。
「遠き時代を求めて」は劇中で流れる曲で、手がけているのは久石譲。
ホテル・アドリアーノの上空に戻ってきたポルコを見て、
ヒロインのジーナが遠い過去を回想するシーンで使用されました。
あの澄んだ旋律を、あなたの携帯の着信音として流してみませんか？
遠いイタリアの空を飛んでいるような気分になれるかもしれませんよ！
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