「永遠の０」は、人生の目標を失いかけた司法浪人・佐伯健太郎とフリーライターの姉・慶子が、
太平洋戦争で特攻隊に志願し、戦死した凄腕のゼロ戦パイロットである祖父・宮部久蔵のことを知るために、
元戦友たちの証言を元にその人物像と壮絶な人生を追っていくというストーリー。
本作は、百田尚樹が書き下ろした小説で、作家デビュー作品でもあります。
2006年に太田出版から発行され、2009年に講談社で文庫化された際、
歴代13作目となるミリオンヒットを記憶してロングセラーとなりました。
また2010年から2012年にかけて、須本壮一が作画を担当した漫画版も刊行されています。
「永遠の０」は発売から数年が経過した現在でも人気が高く、
2013年に映画化が決定したこともあり、再び世間で話題を呼んでいます。
この大注目の映画「永遠の０」の主題歌が、サザンオールスターズが歌う「蛍」に決まりました。
サザンオールスターズが映画の主題歌を担当するのは、
桑田が監督した映画「稲村ジェーン」の1990年に発売された「真夏の果実」以来23年ぶり。
この曲はサザンオールスターズが「永遠の０」のために書き下ろした曲で、
作詞作曲ともに映画の世界観に寄り添うような美しいバラードとなっています。
また「蛍」は、サザンオールスターズが5年の活動停止を経て、
35周年記念日である2013年6月25日に活動再開の告知とともに発表した楽曲「ピースとハイライト」のシングルＣＤに収録されています。
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