「星のうつわ」は、スキマスイッチが2014年12月3日に発売した22枚目のシングルCDです。
21枚目のシングル「パラボラヴァ」から2週間ぶりのリリースであり、
2014年冬公開の全国東宝系映画「THE LAST -NARUTO THE MOVIE-」主題歌。
岸本斉史による世界的人気漫画「NARUTO－ナルト」を原作としたテレビアニメの劇場版第10作目にして、
連載15周年を記念した「NARUTO新時代開幕プロジェクト」の一環として制作され、
さらにテレビ東京開局50周年記念作品でもあります。
原作の連載が完結したのに合わせて2014年12月に公開された本作は、
原作の第699話から2年後を描いており、それよりも先の未来の話である第700話（最終話）に繋がる、
「699.5」話という位置づけで本編に連なる作品になっています。

ストーリーのあらすじとしては以下の通り。

第四次忍界大戦から2年後。
冬の祭典「輪廻祭」の準備で大賑わいになっていた木ノ葉隠れの里にて、
激闘を経て里の英雄となったナルトは後輩たちの尊敬を集めるだけではなく、
里内外の女性たちかに言い寄られる日々を送っていた。
一方、幼き頃から彼に想いを寄せていたヒナタはそんな状況に戸惑いながらも、
ナルトに贈るつもりでマフラーを編み続けていた。
そんな中、月の異常接近が観測され、五影たちが人類滅亡を危惧する。
そしてある夜、謎の男・トネリがヒナタの前に現れ、「いずれ君を迎えに行く」と言い残して、
彼女の妹であるハナビをさらっていく事件が起こる。
月の接近を含め、全ての出来事が繋がっていると推測した六代目火影カカシは、
ナルト、ヒナタ、サクラ、シカマル、サイの5人にハナビ奪還任務を下す。

本作の映画はキャラクターデザインやストーリーの総監修という立場で原作者の岸本斉史が制作に関与しており、
今までになくメインキャラクターたちの恋愛が全面に押し出されたかたちになっています。
また2015年にはナルトとヒナタの息子であるボルトが主人公の映画が制作されるとのことで、
今後はナルトたちの次の世代の子供達が「NARUTO]という作品を受け継いでいくことになりそうです。

本作の劇場版主題歌となったスキマスイッチが歌う「星のうつわ」は、
成長した主人公うずまきナルトの心を表現するような、優しさと愛への芽生えが伝わってくる名曲へと仕上がっています。
映画館に足を運んだ方も、スキマスイッチファンの方も、
この機会に是非ダウンロードしてみてください！